今回、弊社商品デザイン室では国際パッケージデザインコンペティション「ペントアワード(Pentawards)２０１８」（表彰式：2018年9月6日アメリカ・ニューヨークにて開催）にエントリーし、2部門（飲料、コンセプト）にてそれぞれ銀賞を受賞いたしました。

エントリー作品（飲料部門）

招徳酒造株式会社「純米吟醸 旅衣 甘口」：電車等の外出時の飲用やおみやげ需要をターゲットとした日本酒です。

URL：http://www.pentawards.org/winners/?p=22939

制作コンセプト

• ①おちょこ型カップ付きのボトル缶入り日本酒です。
  瓶よりも軽く割れにくいので持ち運びやすく、中身を酸素や光から保護します。
• ②女酒と称される伏見の日本酒らしい柔らかく繊細な味わいを、幾重にも重なる着物の柄で表現しています。またマット仕上げの上品なメタリックカラーで、現代的で洗練された和のイメージを持たせました。
• ③おちょこ型カップはプラスチック製ながら、表面のシボ加工により擦りガラスの様な上品な印象に仕上げました。エレガントなカーブ形状と合わせて、日本酒を楽しむ気分を引きたてる事を狙っています。

エントリー作品（コンセプト部門）

The Bite of the Fruits：フレッシュ感・果実感を訴求する2P缶100%果汁飲料のコンセプトデザインです。

※本デザインはＣＧであり、缶への適用は別途検証が必要です。　URL：http://www.pentawards.org/winners/?p=22917

制作コンセプト

• ①缶全体で皮をむいたフルーツを表現した、100%果汁飲料です。タブもフルーツの葉に見立て、フレッシュ感を強くイメージさせることを狙いました。
• ②缶胴はエンボス加工により潰しやすくなっており、飲み終わった缶をひねって潰すとかじって食べた後のフルーツの形へと変わります。ゴミを捨てる時の缶を潰す作業を楽しい行為へと変化させるデザインです。

ペントアワードとは

パッケージデザインに特化した国際コンペティションで、優れたパッケージの重要性の発信と表彰の為に２００７年に創設されました。11回目の開催となる今回は世界から２３１７点の応募があり、パッケージデザイン分野で最も権威ある賞と言われています。
日本からも飲料、食品、化粧品を中心に大手企業や容器メーカー、デザイナーが例年多数応募しています。

◆デザインに関するご相談があれば、［お問い合わせ］ページからお気軽にご連絡下さい。

表彰式の模様

• 

• 
•