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    平成28年度エネルギー管理優良事業者表彰初受賞のお知らせ
 
 
 
 
更新日:2017年4月4日
 
 

弊社(大和製罐株式会社)は、このたび、生産工場における省エネルギーを配慮した生産活動が評価され平成28年度エネルギー管理優良事業者として、2月7日に経済産業省 関東経済産業局にて

  • 大井川工場 「関東経済産業局長表彰」
  • 会社(事業者)「関東地区電気使用合理化委員会 委員長表彰 事業者部門 最優秀賞」

を個々に初受賞致しました。
経済産業省関東経済産業局は毎年2月の「省エネルギー月間」に合わせて、省エネルギーの一層の普及促進を図るために省エネルギーへの貢献が顕著であった優良事業者の表彰をしており、弊社大井川工場が今回受賞致しました。
また、同一会場で「関東地区電気使用合理化委員会」からの”委員長表彰”も行われ、事業者部門で最優秀賞を受賞致しました。

「関東地区電気使用合理化委員会」は昭和27年7月に設立され、電力の有効利用や総合的な省エネルギーの普及・促進・PR等に関する活動を行っている委員会で、自家用需要家、電気事業者、電気関係団体、関係官庁など幅広い委員で構成される組織です。
活動の一環として毎年、電力の有効活用、省エネルギーの推進、負荷率の向上等に顕著な功績のあった工場・事業場及び個人の表彰を行っています。

大井川工場 【関東経済産業局長賞 受賞】

大井川工場の省エネ取組み紹介
  • 大井川工場の省エネ取組み紹介
  • 大井川工場では、製缶工程で燃料多消費設備である缶の印刷・塗装後の焼付乾燥オーブンの省エネ化を行いました。
    乾燥オーブンは都市ガスを燃料として熱風により炉内を加温しており、温度調整は排気ファンの先のダンパを絞って調整していました。排気ファンモータをインバータ制御に変更すると同時に乾燥オーブンの運転条件を見直し、モーターの電力削減とオーブンの燃焼エネルギー削減を行いました。
    製造工程の省エネにおいては、製造条件の変更を伴う取り組みが多く、「安全と品質を確認」しながら慎重に推進する必要がありますが、チームワークにより、当初の試算を上回る省エネ効果を達成する事が出来ました。

 

  • 授賞式の様子(左 藤井敏彦局長 右 松岡工場長)

    授賞式の様子
    (左 藤井敏彦局長 右 松岡工場長)

  • 大井川工場の省エネ取組み紹介

 

会社(全事業所) 【関東地区電気使用合理化委員会 委員長表彰 事業者部門 最優秀賞】

大和製罐の省エネ取組み

大和製罐エネルギー原単位の推移

大和製罐では各工場の月単位エネルギー使用状況と通年原単位状況を逐次分析しながら、会社全体でエネルギー原単位の削減に取組んでいます。

 

主な省エネに関する取組みとしては

  • ①各設備のインバータ化
  • ②コンプレッサー台数制御
  • ③ヒートポンプの導入
  • ④省エネ型ボイラー (バイソンサイクロン含む)
  • ⑤LED照明

等の設備導入・更新によるものをはじめ

  • ①エアー洩れの点検、修理
  • ②エアー設定圧の見直し
  • ③不要照明の消灯

等の直ぐに現場で実行できるものまで幅広く進めています。
その結果、省エネ法の定期報告(平成27度3月末確認時点)において5年間平均エネルギー原単位の低減化と対前年度比2%低減を事業者(会社全体)として達成し高い評価を受けて受賞に至りました。

 

  • 関東地区電気使用合理化委員会 委員長表彰 受賞者

    関東地区電気使用合理化委員会 委員長表彰 受賞者

  • 受賞作品展示

 

弊社は総合容器メーカーとして社会貢献する為、今後も全社一丸と成って生産活動における省エネ化を推進し、環境に配慮した製品を継続して生産し続けて参ります。

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