「お雑煮」。「桜餅」、「柏餅」、「おはぎ」。「土用のうなぎ」、「月見だんご」。そして、「♪今年も、やーってくるー」。クリスチャンじゃなくても、あの日には……みんな「チキン!ケーキ!チキン!ケーキ!」。それそれ、『行事食』。
食べないと、いけないわけじゃないけど。でも、そのとき味わっておかないと、なんか「今年やり残しちゃった感」あるヤツ。失敗したことあります、初もうでの帰り道。「なんかおなかへったね」と、なにげなく入ったファストフード店。席について、骨付きチキンにかぶりついた瞬間。「!!!」(翻訳:新年一発目のごはんがコレですか、なんで、もっとちゃんと考えなかったかなぁ、あっ、ごめんチキンが悪いわけじゃ、なんか、日本人としてどうか的問題なのよ、しょうがない、とりあえずうち帰ったら、餅を食べよう)。。。
日本、イベント、大好きです。「二十四節気」「七十二候」、季節がたくさんある国ですので。それに合わせて、食べることも、ね?
夏キラッ☆。カレーは、夏の飲み物です。
その季節季節にとれる食材、「旬」を大切にする食生活、当たり前だし、素敵。でもって、遠回りしましたが、「カレー」のお話。「国民食」と呼ばれます。「好きなメニューランキング」、不動の人気を誇ります。そんな「365カモン!」なカレー、「旬」なんてないはず。でも、「秋だし、秋刀魚食べたいなー」のごとく、「○○だし、カレー食べたいなー」と思ってしまう季節が、確実にある。
はいっ、正解、『夏』です。カレールーの王道CM見たって、あのシチュエーションは、どう考えても、夏。それにほらあれ、夏の学校行事の「林間学校」、メインイベントは、「みんなで力を合わせてつくる」晩御飯「カレー」&キャンプファイアじゃあ、ありませんか!たとえ、次の日の昼ごはんが、同じ具材で作る「とん汁」であったにせよ、ね。
暑い夏、カレーを食べてかく汗は、キミに輝く!(ごめん、とん汁ではこうはいかない)。夏は短し、召しませ「カレー」。今年の悔いを、残さぬように。
大豆水煮缶
1缶(固形量200g、内容総量300g)フライドオニオン(市販品)
50g納豆
2パック塩・コショウ
適宜温かいごはん
適宜パクチー
大さじ3新玉ねぎ(小さめのもの:1/2カット)
4個分
※普通の玉ねぎの場合は、火の通りがよくなるよう、1/4カットで使用白ワイン
100㏄ラーメンスープの素(濃縮タイプ:味噌味)
1人分
※顆粒ではなく、生タイプを使用(「1袋を270㏄のお湯で溶いて使用」という表示のもの)水
500㏄
※味を見て量を調整カレールウ
50g
※溶けやすいように刻む
※味を見て量を調整厚揚げ(一口大カット)
1枚にんにく(つぶす)
2片ローリエ
1枚サラダオイル
大さじ1クミンシード
小さじ1
※あれば
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鍋にサラダオイル、大豆水煮缶を入れ、焼き目がつくまで炒める。を加え、沸いたら、を加え、ルウが溶けるまで煮溶かす。5分ほど煮込む。
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フライパンにを入れ、火にかける。香りが立ったら、に加える。塩、コショウで調味する。
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を器に盛り、パクチー、納豆(味付けし、練り混ぜたもの)、フライドオニオンをトッピングする。ごはんを添える。
大豆、味噌、厚揚げ、納豆、だから『大豆×4』。ラーメンスープを使っているので、あくまでも「ヴィーガン・テイスト」。でも、「身体にイイことしてる!」感じ。「納豆が苦手!」という方は、『大豆×3カレーVer.』で、お楽しみください。
缶詰料理研究家。2005年「缶詰マニアックス」(ロコモーションパブリッシング)著、2006年「冒険缶詰」(ワールドフォトプレス)監修。
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