子どもの頃から、当たりまえの顔で、いろんなお料理に入っていましたよね、あなた。
「ぼく、どんなヤツとも、うまく、やってけるからさぁ」。
記憶に残るのは、特に、『給食』の際、でしょうか。レタスとみかんのサラダ、八宝菜的なあんかけ風の炒め物。豚+玉ねぎ+にんじん+じゃがいも、そんな、トラディショナルな、とろっとしたカレーとか。スパゲッティでも、喫茶店風ミートソース、ナポリタン。お料理の挿し色として、この黄色、キレイだよね、重宝してるでしょ。
そもそも、この風味、この甘さ。お子さまがた、だけじゃなく、オトナだって、ぼくが大好きだって、知っているんだからね?
えっ、なに?幼少期からの『刷り込み』は、反則だろって……それは、言いがかり、失礼な。ぼくは、なんも、悪くないですよ。だって、そのままで、おいしいし。
どうせ、嫉妬するなら……どんな料理にも、気に入られちゃう、イイ感じの『無』個性に、嫉妬すればいいじゃない。
「ウェア・アー・ユー・カム・フロム?」
ぼく、トウモロコシ。原産地域は、特定されていません。それは、いわゆる『原種(野生のトウモロコシ)』が、いまも、発見されていないから。
ただ、栽培がはじめられたのは、中南米のあたりといわれています。そこから、トウモロコシ、という作物の栽培は、南北に伝播して行ったらしいです。
で。そのあと、世界中に伝わっていった、第一の要素、それは、大航海の時代。いろんな『未知の土地』を、『探検者』が、『発見』した、時代。スペイン、ポルトガル筆頭で、『大航海』を牽引。彼らが『発見』した文&物は、いろいろな意味合いをまといながら、ヨーロッパに、広がっていきました。……
トウモロコシも、そのひとつ。はじめは、家畜の飼料、畑の肥料だったらしい。でも、その後(そして、いまも)、トウモロコシを「主食」にもしている国、結構多いって、知ってました?
「ぼくは、ごはんとか、パンといっしょ、主食にもOK。いまも“八方美人”な意味、わかってくれた?」。
クリームコーン缶
大さじ1(内容総量180g)じゃがいも(レンジ加熱したもの)
1個塩・コショウ・マスタード
適宜サラダオイル
大さじ3はちみつ
小さじ1酢
大さじ2(※1)バターロール、好みの惣菜
適宜
(キンピラ、ひじきなど)
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じゃがいもの皮をとり、ボウルに入れ、フォークでしっかりつぶす。
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にクリームコーン缶、を加え、滑らかになるまで混ぜる。
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に塩、コショウ、マスタードを加え調味する。 ※1 昭和系惣菜パン
パンに惣菜とソースを載せ、トースターで焼く。
みんな大好き!マヨネーズ♡。風な、ディップです。卵不使用、ベジタリアン・フリー(※2)。例えば、コーンスープを作るとき。大さじ1取り分ければ、1缶で2品、簡単にできます。惣菜なし、ディップONLYでトーストしても。
※2 ベジタリアンの方には、卵OKな方もいます。
缶詰料理研究家。2005年「缶詰マニアックス」(ロコモーションパブリッシング)著、2006年「冒険缶詰」(ワールドフォトプレス)監修。
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