毎年、なにかしら『トレンド』というものが、あります。というか、メディアで「今年はコレが来る!」なんて、プッシュしてますよね?トレンドファッション、トレンドスポット、トレンドメイク……
そして、それは、「食」にも、言えることで。イタリアンだの、エスニックだの、韓国だの。いままで、いろいろな料理が、もてはやされてきました。
で。目新しい『次のトレンド』がやって来るころには、『前のトレンド』のブームが去ってゆき。で。そのとき『前のトレンド』は、「わたし、昔から、日本にいましたが、それがなにか?」みたいな顔で、すっかり、ワレワレの『日常』に、溶け込んでいるのです。
例えば、ナタデココ、ティラミス、エッグタルト。ブームのときには、おしゃれスポットに行かなければ、出会えなかったのに。いまや、当たり前な顔で、コンビニに並んでいます。
で。今回の主人公、『タイカレー』も、しかり。「そんなに珍しいですか?」な風情で、スーパーの棚に座っています。缶詰になって。
『食べきり』サイズが、やさしいね。
大好き、タイ料理。和食、洋食、中華、しか知らなかった、「子ども」の舌が、その味に会ったのは、大学一年生。甘、辛、酸っぱい。複雑な、味わい。タイ料理屋さんに、週3で(もっと行ってたかも)、通う。お金をためて、タイに行く。そして、当然、自分で作ってみたくなる。タイ料理のレシピブックを買う、読む。
だがしかし。手持の、調味料では、作れない。外国の食材を扱う、お店に行って……みても!「フレッシュを使用」と、レシピに書いてあるハーブ。乾燥したものしか、売ってない。どうせだったら、本格的に、作りたい。しょうがないじゃない。本場の美味を、味わっちゃったんだもん。
ジャジャーン!そんなときには、はいコレぇー、『タイカレー缶詰』ぇー!(某・猫型ロボット風に)。
(だいたいが)本場タイ生産。以前は大きいサイズで、「具はお好みで、足してください」と、カレールーのみの缶詰が多かった。満を持して。一人前・具入りの『タイカレー缶』が、登場!!
ガパオや、麻婆豆腐、などなど、個食タイプのエスニックおかず缶、増えてます。
タイカレー缶
1缶(内容総量125g)ジャガイモ
1~2個餃子の皮
適宜塩・こしょう
適宜揚げ油
適宜玉ねぎ、トマト、きゅうり
各大さじ2
(各みじん切り)酢
大さじ2砂糖、ナンプラー、一味唐辛子
適宜
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ジャガイモを柔らかくゆで、ボウルに入れ、フォークなどで、ざっとつぶす。カレー缶をくわえ、なじむよう混ぜる。塩・こしょうで調味し、荒熱をとる。
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を餃子の皮で包む。
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揚げ油を熱し、を揚げる。を混ぜ合わせたソースを添える。
が、柔らかくて包みにくい場合は、耐熱容器にいれ、レンジ加熱すると、水分がジャガイモに吸収されます。包みやすい硬さに調整してください。おつまみ?おやつにも。お好みのスパイスをプラスすれば風味UP。
缶詰料理研究家。2005年「缶詰マニアックス」(ロコモーションパブリッシング)著、2006年「冒険缶詰」(ワールドフォトプレス)監修。
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