『まぐろ』という食材、とは。「“日本人”にとって」だけ、でなく、あえて、“ワレワレ”に、と訴えたい。
いまや、『和食』は、グローバルに、認知されているので。『まぐろ』、『和食』を、語るなら、やはり、お寿司、の世界でしょう。だって、『Sushi』という単語は、外国語の辞書にも掲載される、すでに、世界共通語。その『Sushi』の、代名詞的な「ネタ」が、『MAGURO』(あるいは『TORO』かも)と断言しても、まぁ間違いないんじゃないですか?
……都市伝説、その1。渋谷の、回転すし屋さん。「まぐろ、ください」。「Hey!“TUNA”、一丁!」と応じてくれた。私、日本人。握っていた職人さん、外国の方でした。
……都市伝説、その2。アメリカの、お寿司屋さんで。「まぐろ、ください」。「ヘイ!」→鯖(mackerel:マークロゥ)の握りがきた。ワタシ、アメリカ人。職人さん、英語が堪能な、日本人でした。
うふふふふ。『まぐろ』、ほんと、グローバルに人気&有名な食材、なんですねっ。
〈Q1〉:ツナ缶。そもそも、どこ生まれ?
〈A1〉:1900年代初頭に、アメリカで、といいます。
〈Q2〉:日本では?
〈A2〉:1900年代半ばに、静岡県で試作され、その後、生産開始。海外にも輸出が始まるが、その量は多くはなかった。で。ある、地元の起業家が、その缶詰の国内生産に、興味を持ち、アメリカ~元祖「ツナ缶」~への、視察に行く。で。「こんな、人気あるの!」「ウチら(日本)だったら、品質も価格も、負けない。というか。もっと、デキる感じで作れますけど!」。……(想像&現代語による、一方的な解訳です)、具体的な発言は、どうか、わかりません。まぁまぁ、だいたいそんな雰囲気、の感想を、その海外視察で抱いた、ようです。その気づきからか、「ツナ缶」の工場を立ち上げたとか。いまも、特に静岡県で盛んですが、「まぐろ」の「油漬け」の、「缶詰」。
『魚の缶詰』といえば、和風?いえいえ、洋風にも。ご家庭でも、なじみ頻度の、とても高い、缶詰かと思います。
ツナオイル漬け缶
1/2缶(内容総量140g)
(※チャンクタイプ)にんじん
1/2本洗い米
2合分
(※研いで、ざるにあげ、水気が切れたもの)パセリ(みじん切り)・こしょう
各適宜しょうが(みじん切り)
1片醤油
大さじ2オレンジジュース
大さじ2
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にんじんをすり下ろす。
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炊飯器に洗い米、とを入れ、表示より少し少なめの水を加え、軽く混ぜる。
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に、と軽く油を切ったツナ缶を入れ、表示通りに炊飯する。炊きあがったらざっくり混ぜ、盛りつけ、パセリ、こしょうをトッピングする。
にんじんなど、緑黄色野菜に多く含まれる栄養素は、『油』といっしょにとると、吸収率がよいらしい。という、色味もキレイな炊き込みごはんです。ツナ缶は、ほぐし方が細かい『フレーク』でなく、カタマリ感のある『ソリッド』で、食べごたえも◎。(今回は大きめにほぐしたチャンクタイプを使用。)
缶詰料理研究家。2005年「缶詰マニアックス」(ロコモーションパブリッシング)著、2006年「冒険缶詰」(ワールドフォトプレス)監修。
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