日本で暮らしていれば、確実に。やはり、定番缶詰といえば……「鮭缶」、ではないでしょうか?実は、鮭缶の、原材料、種類がいろいろあることを、ご存知ですか。
だって、鮭には、さまざまな種類が、あるじゃないですか?魚屋さんに行けば、いろいろ、いろいろ。例えば、キングサーモン。例えば、紅サケ。とかとか。また、「ます」という名前がついていても、『鮭』に分類されるものもあります。
私たちに一番なじみのある鮭缶、その原材料は、きっと、『からふとます』。「ます」と呼ばれるけど、英語では『Pink Salmon』。……というとおり、魚の身は、キレイな桃色。食感も柔らかく、あっさりとした味わいが特徴です。明治や大正期から、ずっと製造されている、歴史ある、日本産の缶詰いえるでしょう。日本では北洋漁業(アラスカ周辺)が盛んになってから、違う種類の鮭、『紅サケ』でも缶詰が作られましたが、しかし。国内では、「脂っぽすぎる」とのご意見があったそうで……。
花形産業♡、だったんです。
日本製の缶詰、明治時期に外国の技術者を招いて、導入、生産を開始。時の「パリ万博」に出品、「非常に高品質」と評価され、『紅サケ』の缶詰は、イギリスなど海外より大量発注、輸出して大変好評を得ました。
「明治期の輸出品三本柱のひとつ」、だったといわれています、缶詰は。受注に間に合わないほどの注文が入った、とか。ただ、……国内では、あっさりした味わいが、好み、みたいで。『紅サケ』ではなく、『からふとます』のほうが、人気だったようです。(今は、日本でも、濃厚な味わいが、好まれていますけど、ね)。……ところで。お魚の缶詰、の、デザイン。何気なく眼にしているのではないかと、思われますが。「よく見てください!」。基本的に、お魚の缶のラベルのイラスト、みんな、頭と尾は上がっていませんか?鮭缶については、俗に(のぼり鮭)と、私は呼んでおります。見慣れたデザインも。よくよく、じろじろ見ると、「なんで?」「どうして?」という、驚きが。隠れているかもしれませんよ?
からふとます缶
1缶(内容総量180g)もめん豆腐
1丁ごぼう(ささがき)
1/3本片栗粉
大さじ1~2塩
適宜サラダ油
適宜レモンカット
適宜
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ボウルに、水気を切った豆腐を入れ、手でつぶす。
※かなりふわふわとした食感に仕上がります。しっかりとした食感に仕上げたい場合は、水切りした豆腐を使ってください。 -
に缶汁を切ったからふとますをざっとほぐし入れ、ごぼうも加えて混ぜる。
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フライパンに1cmほど油を熱し、を一口大に落とし入れて、両面を焼く。盛りつけ、塩を添える。
揚げるのではなく、少し多めの油で「揚げ焼き」にすれば、お手軽に作れます。
シンプルに塩で、でもいいですが、ポン酢や、揚げ出し豆腐風に天つゆで、など応用範囲が広いのも、うれしいポイントです。
缶詰料理研究家。2005年「缶詰マニアックス」(ロコモーションパブリッシング)著、2006年「冒険缶詰」(ワールドフォトプレス)監修。
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