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だいわマンダイアリー

第3回 地球にやさしいプラスチック容器

みなさんこんにちは、新容器技術部長の亀山です。主にプラスチック容器の開発を担当しています。最近の身近な困った話題として、ガソリンがずいぶん値上がりしていますね。地球規模の資源環境問題が思いのほか早いスピードで進行しています。皆さんもご存知の様に、プラスチック製品の原材料のほとんどは石油です。我々容器メーカーも資源環境対策としていろいろな取り組みを行っていますので、今日はその取り組みの一部を紹介します。

PETボトル

空になったPETボトルが、同じ容量でも軽いものと、ちょっと重めのものがあるのをご存知ですか?内容物や製造方法の違いによって、ボトルに要求される機能が異なるために空ボトルに重量差があるのです。もちろん軽いボトルの方が省資源ですね。弊社ホームページでも紹介されていますが、「無菌PETボトル」という充填方法を使う事で、弊社ではPETボトル製造開始当初から省資源ボトルの製造を行っています。現在、さらに1グラムでも軽いボトルを作ろうと研究開発を行っています。

無菌PETボトル
無菌PETボトル

1本でたった1グラムだけど、チリも積もれば山となるもので、日本全体では年間200億本弱のPETボトルが流通していますから、1本1グラムの軽量化は、年間で2万トン(10トントラック2000台分)という莫大な量の省資源になります。一方PETボトルの樹脂はリサイクルしやすい材料で、主に繊維用として活用されています。近年PETボトルのリサイクル回収率が向上してきましたが、まだ向上の余地があります。皆さんも積極的にリサイクルへの協力をお願いします。

フォーマー容器

シェービングフォーム等の泡で出るエアゾール缶の環境対応代替製品として開発されました。ガスを使わないという意味でノンガス容器とも呼びます。ノズルを押し下げたり(ポンプフォーマー)、ボディを絞りこむ(スクイズフォーマー)など使う人の手で内圧を上げることで、予め圧縮ガスを入れておかなくても内容物を泡状にして出せます。また、詰め替えて繰り返し使うこともできます。このようにガスを使わないでちょっと手を使うだけで”地球にやさしい”環境対策をしていることになります。

フォーマー容器
フォーマー容器
その他のプラスチック容器

プラスチック容器の資源環境対策の基本は、軽量化による材料削減です。プラスチックカップ、その他のプラスチック容器についても形状設計や使用する材料の開発を通して、積極的に軽量化を推進しています。飲料や食品用、人体用以外の容器製品には可能な限りリサイクル材料を使い、リデュース・リユース・リサイクル(3R)を通じ環境対応を目指しています。

プラスチックカップ
プラスチックカップ
プラスチック容器の例
プラスチック容器の例
(紙容器も扱っています)